日本酒とアルコールとそれと仕込み水の分析と

2010年11月18日 木曜日

日本のアルコールのほとんどは、出発は95度の純粋なエチルアルコールが製造の出発になっています。

ウエットテッシュ、医薬品用のアルコール、医薬部外品アルコールに食品原料などなど。

その中に、日本酒の醸造もあります。

業界では、醸造用アルコールと言いますが。

こちらもやはり95度発酵アルコールを原料にそれぞれの醸造仕込み水を入れて、度数調整をし、製造に必要な麹菌などを配合して、

お酒を造ります(ただし昨今では純米酒など、こだわりの酒も多くなりこれだけではないのですが)

2年前法律改正があり、弊社が手掛けています事業法発酵アルコールも、手続きをすることによって、財務省管轄の醸造用アルコールの原料として販売が出来るようになりました。

それで2年前から、アルコールの市場調査を兼ねて、中国、四国地区の日本酒の蔵元さんを訪問しました。

もともとお酒好きでしたので、本当に趣味と仕事を兼ねて訪問させていただきましたが、楽しかったです。

時間があれば、蔵元の色々な話や、こだわりの酒についてもウンチクを語りたいのですが。。。

ところがそこで要望が多かったのが、日本酒の仕込みの地下水の水の分析でした。

はからならずも、ここで特別に日本酒業界の原水分析の価格を載せたわけです。

もともとアルコールのあらゆる分析は得意でしたので、何だかアルコールで食っている?業界同士、垣根がなくなってきたなあ~~

と、実感しています。