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アルコール販売

⻄⽇本薬業株式会社

〒791-8042
愛媛県松山市南吉田町
2186番地1

あいさつ

弊社は、平成2年に研究用試薬 機器の販売を目的に設立し、現在に至りました。
その間に、多数の化学薬品メーカー、機器メーカー、浄化槽薬品メーカーなどの取り扱いを手掛け現在に至っています。
その中でも、大きな転機は、平成5年に取得しました専売アルコールの販売許可、(現在の事業法アルコール)それの実績を踏まえて手掛けました、自社ブランドの食品洗浄用の、アルコールの洗浄剤、除菌剤の製造です。

この分野においては、すでに8年になりました。
その間、自社のアルコールの品質保証を徹底するために、日々改良改善に努め、平成19年に品質保証の国際規格ISO9001を取得することが出来、事業法アルコールの販売および食品用のアルコール製剤の販売においてはどこにも負けないものになってきています。

もっと安心して弊社の商品をお使いいただきたい。その一心で、平成20年に、食品検査会社を立ち上げ、弊社食品検査部として機能しています。
当初は弊社の品質検査目的だったものが、地元愛媛の食品加工会社の要望を聞くにつれ、検査の受託を始め、少しずつですが確実な実績を残してきました。

ここでより多くの皆様に、アルコール 食品検査のご愛顧を頂けます様、ホームページを立ち上げることに致しました。
たくさんの、検査機関がある中で、弊社なりの独自の視点や実績から必ずや皆様のお役にたてる分野があると確信しております。

どうかこの機会にお声をかけていただきます様お願い申し上げご挨拶とさせていただきます。

概要

代表取締役

高市 雅夫

住所

〒791-8042
愛媛県松山市南吉田2186番地1

e-mail

info-labo@nisiyaku.co.jp

ISO/IEC 17025について

ISOとは、International Organization for Standardizationの略称で、⽇本語では、国際標準化機構となります。
ISOは国際規格であり、様々な物、マネジメントシステムなどの基準を作っています。⽇本の規格でいうと、JIS規格が有名かと思いますが、JIS規格の中には、ISO規格を翻訳したものも数多くあります。ISO規格は、JIS規格と同じように、ナンバーで管理され、ねじや紙の⼤きさなどもISOで規格が決まっています。マネジメントシステムでいうと、9000シリーズの品質マネジメントシステムや14000シリーズの環境マネジメントシステムの認証を受けられている企業様が多く、⼀般に広まっています。弊社もISO9001の認証を受けており、アルコール製剤の製造等、品質を保つシステム作りをしています。

弊社がもう⼀つ取得しているISO/IEC 17025は、あまり馴染みのない規格ではないかと思います。ISO/IEC 17025は、試験所及び校正機関の能⼒に関する⼀般要求事項であり、主に試験所や校正機関が対象の規格となります。試験所・校正機関が正確な結果を⽣み出す能⼒があるかどうかを、評価され、認定されます。ISO/IEC 17025には、マネジメントシステム要求事項と技術的要求事項の⼆つが求められるため、ISO/IEC 17025の認定を受けることで、品質マネジメント、試験施設・校正施設の技術的能⼒に関する適合性が保証されます。検査依頼をする際につきまとう疑問と⾔えば、検査結果が本当に正しいのか?検査会社は信頼できる会社なのか?そういった疑問が多いのではないでしょうか。そこで、試験/校正結果が信頼性のあるものかどうかを判断するための世界基準として、ISO/IEC17025が重要となります。もちろん、国際規格ですので、輸出の際にも、結果の信頼性があります。弊社の⾷品検査部は、ISO/IEC 17025の認定を受けているため、ご安⼼して、ご依頼下さい。

厚⽣労働省の登録認証検査機関について

⾷品の安全性については、⾷中毒菌の広がり、⾷品会社における衛⽣管理の⽢さ、残留農薬の問題など、徹底して⾒直され、厳しく管理される時代はこれまでになかったかと思います。
⾷品会社様におかれましては、取引先様よりいろいろな⾷品検査の試験報告書を求められることも多くなっていると思います。

ここで、弊社によくお問い合わせ頂くのは⻄⽇本薬業株式会社 ⾷品検査部は登録認証検査機関か?というご質問です。弊社は違います。

よく皆さんが思い違いをしているのは登録認証検査機関でなければならない⾷品検査についてです。
登録認証検査機関でなければならない検査とは、簡単にいえば事故⽶の時にもありましたように、厚⽣労働省の命令によって⾏われる検査や、厚⽣労働省や都道府県知事が事前に実施しなければならないと判断した時に命令として⾏う検査です。(それと⼀部特殊な成分検査)

つまり、厚⽣労働省や地⽅公共団体あてに報告されるべき検査については、登録認証検査機関でなければなりません。この場合においては弊社で実施していても意味がありません。

弊社の検査範囲は、あくまで⺠間企業間において提出される、いわゆるその企業様が⾃社で⾏わなければならない、⾃主検査のお⼿伝いです。

登録認証検査機関と、⺠間の検査機関はその状況において使い分けることがより良い選択です。なぜなら、⺠間の検査会社の⽅がコストを安く設定していることが多いからです。

※但し⼀部の企業様においては社内の⾃主基準の中で公的機関の試験成績書でなければならないと、規定している場合もありますので、事前に御社の⾃主基準をご確認ください。

HACCPについて

HACCPとは

HACCPとは、Hazard Analysis Critical Control Pointの略で、⽇本語訳では、危害分析重要管理点と訳されます。HACCPは、宇宙⾷の安全性を確保するための衛⽣管理⽅法として、アメリカによって、確⽴されました。HACCPによる衛⽣管理は、原料の受⼊から製品の出荷まで、すべての⼯程において、⾷中毒、異物混⼊などの被害を引き起こす可能性のある危害要因を管理する⽅法です。

HACCP義務化の背景

HACCPはcodex委員会(国際連合⾷糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)合同の⾷品規格委員会)によりガイドラインに⽰され、国際基準として広く普及しました。先進国を中⼼に義務化が進み、⾷品の輸出の際に、他国からHACCPを求められることが多くなりました。そんな状況の中、⽇本では普及率が低いままであり、HACCPの普及が課題となっていま した。そんな中、2018年にすべての⾷品事業者を対象とする義務化が国会で可決しました。2020年6⽉から法律が施⾏され、1年の猶予期間を経て、完全に義務化となります。また、よく勘違いをされているお客様が多くいらっしゃるのですが、この義務化は、HACCPの⼿法を取り⼊れることが義務となるだけで、HACCP認証機関による認証を受けることは義務ではありません。

HACCPと従来の管理⽅法との違い

従来の衛⽣管理⽅法は、基本的に最終製品の抜き取り検査によって⾏われ、検査で不適合を⾒つけたら、⼀連の全ての製品の廃棄が必要とされてきました。HACCPによる管理⽅法は、原料の受け⼊れから出荷まで、すべての⼯程を対象とし、あらかじめ危害を分析、予測することで、危害防⽌につながる、特に重要な⼯程を継続的に監視、記録する管理⽅法です。これにより効果的に問題のある製品の出荷を防⽌することが可能です。

HACCPのメリット

HACCPを取り⼊れることは多くのメリットがあります。
・製品の安全性の向上させることで利益率、⽣産性の向上が期待できる
・記録を残すため問題発⽣時に原因究明しやすい
・HACCPは社員教育にも使える
・認証機関の認証までとると、⾃社製品の安全性のアピールができる
など多くメリットがあります。義務化となっていますので積極的に取り⼊れてみてはいかがでしょうか。