【重要】ご挨拶

皆さんこんにちは。責任者の高市です。
皆さんに弊社のご紹介をしておきます。
世の中にアルコール会社は弊社以外にもありますが、アルコール会社といっても色々な形態があり、需要に対して生産していますので一概に一緒という事ではありません。
弊社は先の【アルコールについて】で述べましたように企業工場など、生産企業に対して原料供給している会社ですので一般の方には販売していません。
ですから、充填容量も18Lが基本最低で、ドラム缶で販売したり、1,OOOLコンテナで販売したり、ガソリンスタンドでよく見るタンクローリーで販売したり、基本的には化学工場です。その中でお付き合いで必要な時のために500MLや4Lでも少量ですが販売しています。
何が言いたかったのかというと基本大容量充填販売ですので、イメージ的に医薬品医薬部外品の製造の基準設備を視点にすると、整備が整っていない、または要求事項に届かないため、医薬品医薬部外品の製造許可は持っておりません。
しかしながら原料である95度発酵アルコールで大手発酵メーカーの代理店取扱店をしていますので、都会のアルコールメーカーさんと比較しても地方の企業ながら頑張っているほうだと思います。
その分アルコールメーカーとして取り扱いと実績がありますので業界では間違いなく信用があると確信しています。
ここからが本題です。
ほとんどのメーカーが食品添加物製造と医薬品、医薬部外品製造の許可を持っている中で、弊社は説明通り医薬品、医薬部外品の製造許可はありません。それに加えて本業が原料アルコールを供給することが主業ですのでアルコール製剤の生産量も多くありません。でも、このアルコールが不足して各方面で品切れを起こしている状況で大変もどかしい気持ちが続いていました。先日のNHKのニュースで、東京の下町のお医者さんが懸命に老人の方の訪問介護をする状況が放送されました。
その中で【自分のような町医者が頑張っても全体に与える影響はアリさんの様で変わらないかもしれない。でも今、自分が何ができるかを一生懸命考えている】という言葉に感銘を受けました。
設備が小さくても生産量が少なくても、弊社は度数調整したアルコールを製造する技術、ノウハウがあります。
絶対必要量からすれば弊社の生産量はアリの様です。しかしながら命を守るために放送されている医療現場、介護施設、保育園、幼稚園、都会の小規模な小売スーパーさん。この数か月、どれだけ現場の悲鳴を聞いたことか.。。。
ここで厚生労働省が、一応、事務連絡という形で弊社アルコール製剤を一定基準を満たしていれば、そのような現場でも手指消毒用として伝えることができると文章で連絡がありました。
ようやく公に消毒目的で現場に届けることができる環境ができたという事です。
アルコールが注目されるときは国難の時です。前回は東日本震災の時でした。公衆衛生が壊れた時です。その時も自衛隊や原発職員、消防の方や各所の方とか、出来ることはないかとアルコール製剤を遠くから寄付しました。
今回は大量生産ですので寄付という事はできませんが、何とか命を守る最前線で対応していただいている方々に、少しでもサポートできる様、消毒用アルコール代替え商品の製造を始めます。
詳しくは次のトピックで厚生労働事務連絡の内容に沿ってご説明いたします。